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オス猫とメス猫でこんなに違う!性別で変わる病気リスクと健康チェックリスト

ねこ・健康

猫の健康管理は、「性別」も意識することがとても大切です。
動物看護師として日々診察に立ち会う中で、オス猫とメス猫では明らかにかかりやすい病気や注意すべき症状が違うと実感します。

「うちの子は男の子(女の子)だから大丈夫」と思っていませんか?
実は、その思い込みが病気の早期発見を遅らせる原因になることもあります。

ここでは、性別ごとの病気リスクと、自宅でできる健康チェックのポイントをわかりやすく解説します。





🐈‍⬛オス猫に多い病気と注意点

① 尿路閉塞(尿が出なくなる危険な病気)

オス猫の尿道は細く長く、途中でカーブしているため、結石や尿の詰まりが起こりやすい構造になっています。
特に去勢後は肥満傾向になりやすく、尿の濃度も上がるため、発症リスクがさらに高まります。

主なサイン:

  • トイレに何度も行くのに尿が出ない

  • 苦しそうに鳴く

  • 食欲・元気が急に落ちる

  • 陰部をしきりに舐める

💡看護師の現場メモ
オス猫が半日以上おしっこをしていない場合は、命に関わる緊急事態です。
すぐに動物病院を受診してください。

予防とケア:

  • 水分摂取を意識(ウェットフード併用など)

  • 尿路結石予防の療法食を活用

  • トイレの回数・尿の色を毎日チェック

② 攻撃性・マーキング行動・感染症リスク

未去勢のオス猫は縄張り意識が強く、尿スプレーやケンカを起こしやすくなります。
その結果、**咬傷による感染症(特に猫エイズ/FIV)**のリスクが高まります。

対策:

  • 生後6〜8か月を目安に去勢手術を検討

  • 外出を控え、室内で安全に過ごせる環境を整える

  • 多頭飼いの場合は、個体ごとのスペースを確保





🐈メス猫に多い病気と注意点

① 子宮蓄膿症(命に関わることもある感染症)

避妊していない高齢メス猫で多く見られる病気です。
発情ホルモンの影響で子宮に細菌が入り込み、膿が溜まっていきます。
放置すると敗血症や腎不全を起こす危険があり、緊急手術が必要になることもあります。

主なサイン:

  • 元気・食欲がない

  • 発熱、よく水を飲む(多飲多尿)

  • 陰部から膿や血の混じった分泌物が出る

予防とケア:

  • 避妊手術が最も確実な予防法

  • 発情が止まってから1〜2か月以内は特に注意

② 乳腺腫瘍(悪性のことが多い乳がん)

メス猫の乳腺腫瘍の8〜9割は悪性とされ、転移しやすいのが特徴です。
早期の避妊手術を行うことで、発症リスクを大きく減らすことができます。

避妊手術のタイミングとリスク低下の目安:

  • 生後6か月未満での避妊 → 発症リスクが大幅に減少

  • 1回発情後 → リスクはやや減少

  • 2回以上発情後 → ほとんど予防効果なし

💡看護師の現場メモ
乳腺のしこりは「小さいうちに見つける」がポイント。
触ると小豆〜米粒大のしこりが分かることがあります。少しでも気づいたら早めに受診を。





🧾性別別・健康チェックリスト

チェック項目オス猫メス猫
トイレの回数・尿の色詰まりに注意して毎日チェック通常チェックでOK
尿スプレー行動去勢前は多いなし
体重・食欲肥満防止が重要避妊後の体重増加に注意
お腹の張り・陰部の分泌物特に異常なし子宮蓄膿症のサインに注意
乳腺のしこりまれにあり定期的に触診を習慣に
健康診断年1回必須年1回+避妊の有無に応じて検査調整






🧬まとめ:性別を理解することが「健康寿命」を延ばすカギ

オス猫とメス猫は、体の仕組みもホルモンの働きも異なります。
だからこそ、性別に合わせたケアがとても大切です。

動物病院では、年齢・性別・去勢避妊の有無に合わせて、最適な検査プランを立ててもらいましょう。
そして、飼い主さんが日々の変化に気づいてあげることが、何よりの医療です。

🩺動物看護師からのメッセージ
猫は不調を隠す名人です。
「ちょっと様子がおかしいかも」と思ったときの行動が、その“気づき”が、元気な毎日を守ってくれます。






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【動物看護師監修】猫の健康を守るための正しい知識とケア方法まとめ
猫の健康維持に欠かせないポイントを、動物看護師の視点から徹底解説。病気予防、食事管理、老猫ケアなど、信頼できる情報をやさしく紹介します。

著者紹介

実体験をもとに「猫と快適に暮らすヒント」を ”ねこだよ!” で発信中。

私たちの日常の様子は、YouTubeでも紹介しています。
みーちゃん family – YouTube

※免責事項
本記事の内容は一般的な参考情報です。
すべてのペットに同じ効果があることを保証するものではなく、個体差があります。
健康管理やケアは、必ず獣医師などの専門家にご相談のうえで行ってください。
自己判断での治療やケアは避けるようにしてください。

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